球速アップのための身体づくり③〜安全に球速アップする〜

野球ノート

 

前回に引き続き急速アップがテーマです!

前回は球速アップのためには大きく3つの能力が必要だということを紹介しました。

前回の記事がまだの方はこちらでチェック!

前回の内容を簡単に振り返ると…

3つの能力は

・パワー

・可動性

・連動性

だよね!

 

その通り!

よく覚えていたね!!

今回はこの3つのうち可動性と連動性について深掘りしていきます。

 

 

可動性

 

可動性は怪我のリスクを下げて安全に球速アップするために必要です。

 

可動性が十分に無いとエネルギーロスが大きくなってしまいボールに伝わるエネルギーが小さくなってしまいます。

 

ロスが大きいだけならまだ良いですが、ボールに伝わるはずのエネルギーが骨や関節に伝わってしまうと…

最終的にはケガに繋がってしまいます。

 

安全に、効率よく球速アップを目指すなら可動性の確保は必須です!!

 

1つ1つの関節、筋が正常に機能して初めて日頃のトレーニングが活きることを頭の真ん中に入れておきましょう!

 

 

野球選手は特に股関節、胸郭、肩関節の可動性を確保しておきましょう!

ex)

股関節

開脚、内旋ストレッチ、腸腰筋のストレッチ

胸郭

トランクローテーション、プレッツェル

肩関節

エクスターナルローテーション(1st,2nd,3rd)、ウォールスライド、スキャプラープッシュアップ

 

 

連動性

 

パワーを上げて、可動性も確保できたら最後の仕上げとして連動性を上げましょう!

 

投球動作は全身運動なので個々の筋肉が強くても全体で弱かったら意味がありません。

 

連動性向上のためにやるトレーニングの一部はパワー向上トレーニングと一緒なので強度と速度を変えるだけでも良いかと思います。

連動性を上げるコツは力まないこと、スピードを意識することです。

 

ex)

クイックリフト、ジャンプトレーニング、バウンディング、メディシンスロー、懸垂

 

 

トレーニングの順序

 

投球アップのためのトレーニングは

1.可動性

2.連動性

3.パワー

の順でやっていきましょう!!

 

この順番でやる理由としては、端的に言うとケガをしないためです。

 

可動性の前にパワーを上げて出力が向上してしまうと関節や筋肉へのストレスがどんどん増加してしまいます。

そうするとケガをしやすくなり習から離脱することになってしまいます。

効率よく球速を上げていくならケガをしないことはとても重要です。

まずは可動性のアップから取り組んでいきましょう!!

 

 

3回にわたって球速アップの基礎について学びました。

何からやればいいの!

実際はどうしたら良いの!?

って人はまずは股関節の可動性の確保から始めましょう!!

毎日コツコツとチリツモで頑張っていきましょう!!

 

投球障害についての記事はこちらから

投球障害肩について知ろう!!

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