これだけは知っておいて欲しい。ウォーミングアップのこと。

身体づくりノート

今回のテーマはウォーミングアップです

 

ウォーミングアップ大好きマンです。

いや、いつから改名したのw

ウォーミングアップをなめてるやつは許しません。

だめだ。

会話にならない、、、

前にもウォーミングアップについては解説しています

 

ウォーミングアップの前に理解しておくべきこと

 

ウォーミングアップに取り組む前に、以下のことは頭に入っていますか??

なぜ、そのウォーミングアップをやるのか理解していますか??

作業になっていないですか??

 

最低限これらのことはチェックしておきましょう!

大会、試合の時期、アップの内容(種類、量、部位など)、自分の特徴(得意、不得意、強いところ、弱いところ)…etc

 

これらを理解したうえでテーマを持ってウォーミングアップが出来るとより効果的なW-Upが可能になります。

 

 

なぜ、理解が必要なのか

 

大会まで残り3ヶ月、股関節の動かしにくさが課題の選手であれば今月は徹底的に股関節の可動性を向上させて大会に合わせて出力調整をしていこう。と考えたり、

 

最終学年ではなく、1年生や2年生ならもっと長期の目線で自分の強みを磨き、弱みをつぶしていくような内容でウォーミングアップに取り組む事も出来るのです。

 

その人の置かれた状況やどんな目的で実施するのかでウォーミングアップの内容も変化していきます。

 

ウォーミングアップの目的

 

ウォーミングアップの目的は極論すればこの2つでしょう。

 

パフォーマンスの向上
怪我の予防

 

パフォーマンスの向上も怪我の予防も正しいウォーミングアップなしでは達成できません。

 

私の個人的な考えではありますが、きちんと考え抜かれたウォーミングアップは「どんな練習よりも野球が上手くなる」と考えています。

 

私がウォーミングアップを作成する際には、

・対象となる選手の年齢や能力を考慮する
・基礎的な運動能力向上を目指す
・競技に特異的な動作や必要な要素を盛り込む
・時間や量が多くなりすぎない
・楽しく取り組めるような工夫をする

以上の5点に注意しています。

 

それなりに勉強しているコーチやトレーナーであれば私と同じように動作や要素を盛り込みながらウォーミングアップを作成していると思います。

 

実際にウォーミングアップをする側の選手はこのような背景があることを知っておくことも必要なのかな、とは個人的に思います。

 

パフォーマンスピラミッド

 

パフォーマンスを高めて行く際に大切な考え方があります。

それがパフォーマンスピラミッドです。

 

 

良いパフォーマンスや怪我予防を実現するためにはその土台を大きく、安定させていかなければいけません。

 

技術や細かなスキルはパフォーマンスを向上させるための一つの要素にはなりますが、土台ができていなければ技術もスキルも生かすことができません。

 

土台となる可動性や筋力、姿勢の見直しから始めるのが得策です。

 

ウォーミングアップのもう一つの効果

 

ウォーミングアップはそれ自体にパフォーマンス向上や怪我予防の効果がありますが、もう一つ大切な効果があります。

 

この効果は日々のウォーミングアップを丁寧に意識して、自分の身体と対話しながら実施することで得られます。

 

コンディショニング意識の向上

 

ウォーミングアップは一つ一つの動きを意識、確認しながらやることで身体の不調をチェックするツールとして使うことができます。

 

いつもより動きにくい
動きが重たい
いつもと同じ動きなのにやけに疲れる

 

こういった感覚を個人だけでなくチームとして持つことで効率の良いピーキングやコンディショニングにつなげていくことができます。

 

これらの感覚は適当なウォーミングアップをしていてはいつまで経っても掴むことができません。

 

私はよくウィーミングアップが一番の練習になると言いますが、あながち嘘ではありません。

 

丁寧なウォーミングアップを実施することはパフォーマンスの向上、怪我の予防、身体感覚の向上に繋がり、その後の練習の質も格段に向上するのです。

 

メニューの一つとしてこなすのではなく練習として、自らをチェックし高めるツールとしてウォーミングアップがあることを自覚して取り組んでみて下さい。

 

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