腕回し、肩回し、どこまでが腕でどこまでが肩なのか?

野球ノート

 

今回のテーマは身体の認識

 

キャッチボールの前に腕回しだったり、肩回しだったりをするよね。

やるやる!

腕回しと肩回しの違いってなんだろう?

そもそも違いってあるの??

今回は腕と肩について学んでいこうか。

よろしくお願いします!

腕はどこから?

腕はどこからどこまででしょうか?
これはイメージつきやすいと思います。
触りやすいですしね。
一応骨格で説明するとこの部分になるかなと思います。
  
みなさんが想像する腕は上腕骨と橈骨、尺骨からなる部分ですね。

肩はどこから?

問題は肩です。
肩を触ってくださいと言われると多くの人は肩甲骨、上腕骨あるいは鎖骨を触るかと思います。
腕は分かりやすかったですが肩はどこからどこまでをいうのでしょうか?
肩甲骨を写真ので示しました。
写真を見てもらうと腕の骨(上腕骨)と肩甲骨の間に関節があるのが分かります。
ここが動くことで上肢をさまざまな方向に動かすことができるのです。
また、肩甲骨は背中に浮いているように見えますね。
肩甲骨は鎖骨と背中の筋肉で固定されています。そのため胸郭(肋骨など)の上をスライドするように動くことが出来ます。

じゃあ、肩は上腕骨?と肩甲骨のことか!!

まぁ、待ちなってw

 

忘れてはいけない鎖骨

肩甲骨に関しては一般的にもよく見聞きするようになりました。
肩甲骨はがし、肩甲骨ストレッチなどなど…
スポーツ現場でも「肩甲骨から動かして」などと言われているのではないでしょうか?
そうなってくると忘れてはいけないのが鎖骨です。
鎖骨は唯一肩甲骨を体幹部と繋いでいる。
鎖骨は、肩甲骨と肩鎖関節で強〜く繋がれています。
もう一歩の側は胸鎖関節と呼ばれていて鎖骨と胸骨(体幹部)を繋いでいます。
この胸鎖関節が肩関節の中心だと言っても良いですね。
解剖学的には肩関節と呼ばれる関節はなく、いわゆる肩関節は複数の関節をまとめて指しています。
上腕骨と肩甲骨(肩甲上腕関節)、肩甲骨と鎖骨(肩鎖関節)、鎖骨と胸骨(胸鎖関節)の3つを称して肩関節と呼ぶのが良いでしょう。
肩回しでは胸鎖関節を中心に大きく動かすようにしてみてください。
そうするといつもよりも大きく動かせるような感覚があるかと思います。
みなさんが持っている肩のイメージと今回紹介した「肩」、結構違ったかな?と思います!
ウォーミングアップやキャッチボール前に実施しているであろう肩回しもきちんとしたイメージを持って動かすことでより効果的に体を使えるかと思います。

肩回しは胸から回すイメージだね。

その通り!

胸の中心から大きく回すようにしよう。

では、また!

コメント

タイトルとURLをコピーしました