スポーツmedー外傷後の対応 家に帰ってからの処置

その他

 

今回のテーマはアイシング!

 

 

今回も前回前々回同様にケガをした時の対応について学ぼう!

家に帰ってからどうしたら良いかを教えてくれるんだよね。

ケガをしたときには直後の対応だけでなく帰宅後の対応も重要だよ。

具体的には何をしたら良いのかなぁ?

 

 

帰宅後はアイシングをすべし!

 

 

ケガをしたときには帰宅後のケアも怠ってはいけません。

きちんとケアをすることでケガの早期回復を目指していきましょう!

 

アイシング(15〜20分) → 圧迫(1〜2時間) → アイシング(15〜20分)

 

帰宅後は基本的にはこのサイクルを繰り返します。

ケガをした当日(受傷日)には2〜4サイクル繰り返しましょう。

 

 

 

アイシングの時間

 

 

アイシングってどのくらいの時間やればいいんだ?

15〜20分は目安なんでしょう?

 

アイシングの時間は体格やケガをした部位によっても変わってきます。

アイシングの目的はケガをした部分を冷却して過剰な血流増加を抑えて炎症反応を抑えることです。筋肉の量や脂肪組織の厚さによって組織の冷えやすさは変わってくるのでアイシングの時間はケガをした人の体格やケガをした部位によって変えるのが妥当です。

 

アイシングの時間は感覚を目安にする

 

私がアイシングをするとき(選手にさせるとき)には感覚を終了の目安として使っています。

適切なアイシングの時間は〇〇分です。とは言い難いものです。

 

アイシングを実際にやってみると

最初は冷たさを感じて段々と”ジーンと痛みが出てきます”そのあとはなぜか”温かい感じ”がしてきます。

温かい感じが終わると”ピリピリと刺すような痛み”に変わって最終的には”感覚がなくなります”

 

あくまでこれは僕個人がアイシングをしたときに感じる感覚です。

個人差はあると思いますがアイシングをしている時の感覚は大きく次のような順を追います。

 

  1. 冷たさを感じる
  2. 痛みを感じる
  3. 感覚がなくなる

 

アイシングを止めるタイミングは最後の”感覚がなくなる”のを目安にしてください。

 

 

 

アイシングの効果をさらに高める

アイシングを感覚がなくなるまでやったら患部(ケガをした場所)の圧迫を行います。
この圧迫の際に、市販の湿布薬を貼ることも効果的です。
最近の湿布薬には抗炎症成分や鎮痛作用のある成分が含まれているものも多くあります。
これらの成分は文字通り”炎症を抑える”作用や”痛みを鎮める”作用があります。
アイシング、圧迫と湿布を併用することでケガの治癒を促進する可能性があります。

冷たい湿布でアイシングはダメなのか?

良い質問だね。

冷たい湿布のことを冷感湿布というけれど冷感湿布には冷やす効果はほとんどないんだよ。

だから、冷感湿布をアイシングの代わりには出来ないよ。

冷感湿布はアイシングの代わりにならないということには注意が必要です。
冷感、つまり”冷たく感じる”湿布なので実際にはほとんど冷却効果はありません。
湿布の併用は効果的ですが、湿布で代用することはできないので注意しましょう!

 アイシングの注意点

 

はい、ここまでアイシング時間の目安や湿布の併用が効果的だということを紹介してきましたが、アイシングをする際には注意点があります。
アイシングをする際には”凍傷”に注意してください。
冷凍庫から取り出した氷や保冷剤は0℃を下回っています。
0℃以下のものを直接肌に触れておくことは凍傷のリスクが高い行為です。
氷に水を少し入れてアイスパックにしたり、保冷剤はタオルを包んで利用したり、直接肌に触れないようにしましょう!

今回はアイシングについて学びました。

まとめると、

1、感覚がなくなったらアイシング終了の合図

2、アイシング後は圧迫をする

3、圧迫の時に湿布を貼ると回復が早くなる

4、アイシングをする時には氷や保冷剤を直接肌に当てない

以上の4点しっかり覚えておきましょう!!

今回は以上になります。

では、また!

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