投球時のステップ

野球ノート

 

今回のテーマはステップ

 

今回は投球動作のステップについて学んでいこう。

前回は全体をざっくり学んだよね〜

ステップってそんなに大切なの??

投球動作では下半身、地面からの力がとても重要なんだ。

よく足で投げろとか聞くよね。

そうだね。

それだけ下半身からのエネルギーが大切ってことなんだ。

よし、早速教えて!!

 

ステップに求められる動作

先日、投球動作における力の伝達の基本について簡単に触れました。
その中で投球方向の決定とエネルギーを生み出す「並進運動」が重要だということを紹介しました。また、「並進運動」の後に「回転運動」が起こりますがステップ脚の着地ギリギリまで骨盤の回旋を抑えて一気に回転することが重要だということも紹介しましたね。
これらのことから、ステップ動作には
骨盤の回転を起こさないまま骨盤を投球方向に勢いよく真っ直ぐに進めていくことが求められるといえます。
逆に、ステップの最中に骨盤が回転してしまったり、骨盤の投球方向への移動が十分でない場合にはボールに伝えられるエネルギーが小さくなり、いわゆる手投げに繋がってしまいます。

軸脚の重要性

ステップは足を踏み出すことを意味しますが投球動作においてはこの認識は捨てた方が良いかもしれません。
❌ステップ=脚を前に運ぶ動作
⭕️ステップ=骨盤の移動
投球動作において効率的なステップはほとんど軸脚の動きのみで移動していきます。
ステップの大きさと聞くと6.5足分とか7足分とかをイメージする人もいるでしょう。しかしながらこの大きさには何の意味もありません。大きい方が良いとか小さい方が良いということもありません。
「並進運動」は骨盤の移動なので単に脚を大きく開いても骨盤が動いていなければ意味がないのです。
軸脚の使い方については最も骨盤の移動がしやすいように使うのが正解になります。
実際の方法に関しては結論から言うと人それぞれです。
選手一人一人骨格が違いますし、筋量も筋肉のつき方も違います。また、柔軟性や体をコントロールしている脳や神経までもが一人一人違っています。
効率の良い使い方、トレーニングについては指導者やトレーナーがきちんと導いていかなければいけないとは思いますね。
※これができる指導者は残念ながら数%のみ。選手自身も探る努力は必要です。
僕個人としては「くの字」を作ることを意識しています。
理由としては効率よく重心の落下エネルギーを並進運動に変えることができるからです。

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