今回のテーマは筋収縮!
前回同様筋収縮についてちょっとだけ深掘りしていきます。
まずは前回のおさらい。
筋収縮とは「筋肉が筋肉自身の中心に向かって力を発揮する」ことでしたね。
今回は収縮の方向についてやるみたいだよ。
セリフ取らないでよw
出番なさそうだったから。
筋肉は猪突猛進
タイトルにも書きましたが、筋肉は猪突猛進です。
意味がわかりませんねw
ちゃんと解説します。
筋肉は1次元、1方向にしか収縮できません。
つまり、直線的な力をなおかつ決まった方向(筋肉の中心方向)にだけ発揮することしかできないのです。
右にいったり、左にいったり、出来ずにただただまっすぐ進むことしかできないのか?
その通り!決まった方向にまっすぐしか動けないよ。
中心から外に向かって力を発揮する筋肉や曲線や立体的に力を発揮することができる筋肉は存在しません。
力のベクトル(力の方向)はあくまでも筋肉の中心に向かって直線です。筋肉が自分から伸びることはありません。
筋肉は行ったら戻れない
筋肉は1方向にしか進めないので縮んでしまうと戻ることができません。
誰かに引っ張ってもらうか重りなどを用いて元の位置まで戻してもらう必要があるのです。
そのためそれぞれに筋肉は必ずペアで存在しています。自分を伸ばしてくれるパートナーが存在するのです。
これがいわゆる拮抗筋です。
この拮抗筋がとっても重要で、これがなければ筋肉は一度しか使えないことになります。
しかも拮抗筋は運動の強さや速さの調整もしています。そのため拮抗筋同士の力のバランスが崩れてしまうと運動が制御できずに関節にストレスがかかってしまったり、筋肉や腱を痛めてしまったりするのです。
拮抗筋すごいな。
でしょ?
今回伝えたいことは「拮抗筋同士のバランスが超重要!」と言うことです。
トレーニングするときは「拮抗筋も鍛えないと怪我するよ!」ってことを覚えておいてください。
では、また!
コメント